すでに展示会などで洋灯舎のオパールに触れている方はご存じかと思いますが、洋灯舎では20年以上前からピクチャーオパールという言葉を頻繁に使っています。
良く聞かれる質問の一つに『ピクチャーオパールとボルダーオパールは何が違うの?』とありますが、これに対する答えは基本的には「一緒です」になります。ピクチャーオパールはあくまでもボルダーオパールの一種です。
ただし、「ボルダーオパール」の項目でも書いているように広く一般的に知られているボルダーオパールはフルフェイスのイメージが強く、同じ母岩オパールといっても、実は見た目はかなり違ってきます。基本的にはボルダーオパール=母岩オパールなのですが、その意味が捉える幅は非常に広いのです。
ピクチャーオパールとは見た目の通り、実に複雑に母岩の隙間にオパールが入り込み、まるで風景や絵画のようにも見えることから、現地の採掘人がそのように呼んでいたことを耳にして、言いえて妙と感心し、以来20年以上に渡り洋灯舎は使用しつづけいます。ピクチャーオパールは洋灯舎が扱うオパールの代表的なもので、往々にしてその美しさはまさに想像を超えるものが多く、自然が生み出した奇跡と呼んでも差し支えないと思っています。
ピクチャーオパールの取り扱い量・質に関しては日本で随一と勝手に自負しているくらい、洋灯舎は力を入れています。洋灯舎では主にオーストラリアクイーンズランド州の Yowah(ヤワ)と Koroit(コロイト)と呼ばれる産地周辺のピクチャーオパールを取り扱っています。
補足になりますが、一部、母岩の中を網目のようにオパールが入り込んでいる天然タイプのものをマトリックスオパールとも呼びますが、実はこの「マトリックス」という言葉を使用する際には気を付けないといけない場合もあります。なぜなら、オーストラリアアンダムーカ産のマトリックスオパールの多くは遊色効果がそもそも視認できず、熱処理をすることにより地色を黒く染め遊色を目立たせることが前提となっている「処理石」ゆえに、経験上マトリックス=処理石と捉えている人もなかにはいらっしゃいます。従って洋灯舎では基本的にはピクチャーオパールの名称で統一しています。
「ピクチャーオパール」
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「ボルダーオパール」
ボルダー(boulder)とは巨岩、大きな岩、岩の塊といった意味があります。わかりやすいのは最近ではオリンピック競技にもなった岩登りスポーツのボルダリング(bouldering)でしょうか。おおざっぱに言うと「岩」と「オ […]
「ブラックオパール」
一般的にオパールの中でも最高級の類に分類されるブラックオパールですが、基本的にはオーストラリアNSW州ライトニングリッジ(もしくは近郊エリア含む)で採掘される、オパールの地の色が黒もしくはグレーとされるものと考えていただ […]
「カンテラオパール」
メキシコで産出される母岩オパールの一種になります。 洋灯舎で取り扱っているカンテラオパールはおおむね、メキシコハリスコ州マグダレナ産のものが多く、現地鉱山からの直送品ですので品質には自信を持っております。価格帯もさまざま […]
「ファイヤーオパール」
ファイヤーオパールとはその名の通り、炎のような色合いを身にまとった、情熱的な色彩をもつ宝石です。 洋灯舎で取り扱うファイヤーオパールはメキシコハリスコ州およびにケレタロ州で産出されたものが多くを占めます。古代メキシコ、ア […]
「ウォーターオパール」
ファイヤーオパール同様、呼んで字のごとく、透明感あふれるみずみずしくクリアな美しさを誇るオパールです。 元来アメリカ大陸産(主にメキシコ)のものを指して呼ぶと認識していますが、実は定義がさまざまあり、エチオピア産のオパー […]
「クリスタルオパール」
いわゆる母岩を有さないタイプのオパールを指し、透明から亜透明なオパールのことを意味します。総じて意味するところの幅広い名称ですが洋灯舎でいうところの「クリスタルオパール」はオーストラリア産のものを指しています。透明感に優 […]
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